初心者がハマる仕手株の罠
仕手株の罠にはまってしまった人

株取引を始めようと考えている方や始めたばかりの方は「仕手株」についてよく理解しておきましょう!仕手株とは資金を持ったグループが意図的に株価を操作してその差益を稼ぐためものです。当サイトで仕手株についてご説明します。

仕手株にはならないNTTドコモの投資金額

NTTドコモ(東証1部・証券コード9437)は仕手株にはなりえない銘柄です。その理由はいくつかありますが、最大の要因は高株価と時価総額の大きさです。2015年12月3日終値での株価は2,452円50銭で、単元株数の100株を購入する場合は245,250円の投資金額となります。仕手が通常動かす100万株の単位になると24億円以上必要となり、とても資金的に持たないでしょう。それだけ買ったとしても、NTTドコモの時価総額は10兆3,000億円(2015年3月末)と膨大で、大したインパクトになりません。また、個人投資家がちょうちん買いするには株価の水準が高いため、仕手には妙味の薄い銘柄といえます。もうひとつの要因は配当利回りの高さです。2016年3月期の配当予想は1株70円で、現在の株価で換算すると投資金額に対して、2.85%の高利回りとなります。これだけの利回りであれば、目先の売却益よりNISA(少額投資非課税制度)を利用して中長期で保有する方が有利というイメージができ、個人投資家が仕手株として追随買いするような環境にはなりません。仕手が狙うのは、発行株数が少なく、低位にあるものの、業績の回復が期待できる銘柄です。安値にあるうちに大量に買い集め、業績の上方修正や何らかの材料が出たところで一気に動き出し、株価を暴騰させます。材料があるだけに追随買いも入りやすく、仕手が利益を上げるチャンスは多いといえます。時価総額の大きさや、投資金額の高さから仕手株になる心配がないNTTドコモですので、安定した業績と、高配当に期待して中長期で保有するのが、王道的な投資法といえそうです。増配により、利回りの上昇が期待できるのも魅力です。